ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年11月23日_記事番号:T00040638
中国鋼鉄(CSC)は22日、国際鉄鋼価格の反転上昇と中国メーカーの値上げ調整を受けて、2013年1~2月の台湾市場向け鉄鋼製品価格を全体平均で1トン当たり82台湾元(約230円)、0.39%引き上げた。一般鋼板や自動車向けの熱延めっきコイル価格などの製品は小幅な値下げを行った。同社は、日本やインドなどから低価格の鉄鋼製品の輸入が増える中、川下メーカーの競争力を考慮した結果だと説明した。23日付工商時報などが報じた。
CSCの1〜2月の1トン当たりの鉄鋼価格は、▽一般鋼板、2万1,500元(271元引き下げ)▽熱延コイル、1万8,200元(281元引き上げ)▽冷延コイル、2万1,800元(56元引き上げ) ▽溶融亜鉛めっきコイル、2万4,400元(175元引き下げ)──。その他の製品は据え置きとした。
CSCは最近4回連続で行っていた値下げを今回ストップさせた形で、来年は鉄鋼価格回復が期待される。証券会社によると、CSCの今年通年の利益は60億元に迫り、来年第1四半期の利益は今年第4四半期より2億元以上増えるとみている。
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