ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華電信の企業向けクラウド、来年1千件目標


ニュース 電子 作成日:2012年11月23日_記事番号:T00040641

中華電信の企業向けクラウド、来年1千件目標

 中華電信の李炎松総経理は22日、企業向けクラウドコンピューティングサービス「ハイクラウド」を発表し、1年以内に企業ユーザーを1,000件獲得すると意気込んだ。クラウド事業の売上高は今年の5億台湾元(約14億円)から、来年は倍増する見通しだ。23日付経済日報が報じた。


中華電信の呂学錦董事長(前列左5)らは企業向け「ハイクラウド」の成功を願って太鼓を打ち鳴らした(22日=中央社)

 同社の新クラウドサービス「ハイクラウド」は、▽仮想プライベードクラウド(VPC)▽クラウド保管庫▽クラウドデスクトップ▽クラウドオンラインストレージ──の4種類。ユーザー1万件近くを擁する既存の企業ネットワーク(VPN)にサービスを追加したのがVPCで、李総経理は顧客獲得に自信を見せた。

 同社のクラウド事業に対する設備投資額は今年10億元余りで、来年は倍増以上の見込みだ。中華電信数據通信分公司(HiNet)の鍾福貴総経理は、クラウド商機は今年すでに芽が出ており、来年は爆発的に成長するとの見方を示した。