ニュース 電子 作成日:2012年11月23日_記事番号:T00040645
23日付工商時報が日刊工業新聞の報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)によるシャープへの出資交渉が停滞しており、シャープが開発した中小型IGZO(酸化物半導体、イグゾー)液晶パネルを鴻海が生産する業務用モニターに搭載する計画も見送りとなったもようだ。
IGZOパネルを生産するシャープの亀山第2工場は稼働率が低下しており、鴻海の業務用モニター向けに供給することで出荷拡大を目指していたが、鴻海は同パネルが高価すぎて採算が合わないとしていったん棚上げとしたとされる。
このほか、鴻海とシャープが共同開発し、中国市場で発売したスマートフォンは、尖閣諸島の領有権をめぐる問題から販売が振るわず、インドネシアなどその他アジア市場での展開にターゲットを転じることになるという。
なおブルームバーグ通信は21日、シャープ幹部の話として、「IGZOパネルを採用した製品が日本国内メーカーから来年第1四半期、海外メーカーから同第2四半期に発売される」と報じた。
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