ニュース 政治 作成日:2012年11月26日_記事番号:T00040650
内政部は23日、桃園県の直轄市昇格に向け、関係官庁と専門家による審査会合を開き、全会一致で昇格計画を決定した。行政院による正式決定を経て、2014年12月25日に6番目の直轄市「桃園市」が誕生する見通しとなった。24日付自由時報が伝えた。
直轄市昇格が決まり、呉県長(前列左7)をはじめ関係者は喜びの歓声を上げた(23日=中央社)
桃園県は直轄市昇格の条件を満たすため、2010年に人口200万人達成を目指し、報奨金支給などで県外からの転入を促した。その結果、同年6月に人口が200万人を超えた。桃園県議会は今年6月15日に直轄市昇格を目指すことを決議。桃園県政府は7月末に内政部に審査資料を提出していた。
内政部の簡太郎次長は「人口の大幅な伸びに加え、工業生産額の増加で税収能力は台北市に次ぐ。桃園航空城、台湾桃園国際機場捷運(桃園空港MRT)などの重要な建設プロジェクトもあり、桃園県は形式的にも実質的にも直轄市昇格の条件を満たしている」と説明した。
呉志揚桃園県長は「昇格は遅れたが、先天的な条件は良好だ。将来は『六男坊』には甘んじず実力を発揮したい」と述べた。
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