ニュース 政治 作成日:2012年11月26日_記事番号:T00040652
中国政府が発行した新型旅券に台湾の景勝地として知られる日月潭、清水断崖の図柄が採用されていることが分かり、行政院大陸委員会(陸委会)はこのほど、「事実を無視し、争いを起こすものだ」として、「中華民国政府として絶対に受け入れられない」とする抗議声明を出した。24日付中国時報などが報じた。
声明は「大陸(中国)当局は両岸(中台)が分治の状態にある事実を正視し、現実的かつ客観的に中華民国に接するべきだ」と訴えた。
総統府の范姜泰基報道官は「(台湾)政府は中華民国憲法に基づき、『相互の主権を認めないが、統治権は否定しない』とする原則で両岸交流を進めてきた」とし、中国側に一方的に中台間の安定した現状を破壊しないよう呼び掛けた。
新型旅券は5月に発行されたもので、査証ページに印刷された中国地図には、台湾の景勝地のほか、南シナ海の大部分やインド国境地帯の一部を中国領として記載しており、インド、ベトナム、フィリピンも抗議している。
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