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台北市の観光スポット、「国父紀念館」が最高人気


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年11月26日_記事番号:T00040657

台北市の観光スポット、「国父紀念館」が最高人気

 台北市主計処が21日に発表した「市政統計週報(694号)」によると、2012年1〜10月に同市の主要観光エリア29カ所を訪れた観光客は前年同期比16.7%増の延べ4,054万人余りに上った。各観光スポットのうち国父紀念館(広場を含む)の訪問者数が延べ1,341万人で最多となった。2位以下は▽中正紀念堂▽故宮博物院▽台北市立動物園▽台北101展望台―−と続いた。25日付自由時報が報じた。

 ある旅行ガイドによると、訪問者数の多い観光スポットは、大型バスが駐車しやすい体勢が整っていることが大きく影響していると分析。国父紀念館はその知名度に加え、敷地が広いことや、台北101や百貨店が林立する信義計画区に隣接していることもプラス効果となっていると指摘した。

 なお国父紀念館の昨年同期訪問者数は6,591人で今年はほぼ2倍に増加し、2位の中正紀念堂(延べ5,480人)をはるかに上回っており、「国父(孫文)」が「中正(蒋介石)」を打ち負かした形だ。

 このほか同市主計処の統計によると1〜9月の一般観光ホテルの客室稼働率は78.01%、国際観光ホテルが75.52%だった。