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張汝京氏の違法投資、行政法院が罰金処分取り消し


ニュース 電子 作成日:2007年11月30日_記事番号:T00004066

張汝京氏の違法投資、行政法院が罰金処分取り消し

 
 外省系実業家で中国・中芯国際集成電路製造(SMIC)の最高執行責任者(COO)を務める張汝京氏が、天津市のウエハー工場に違法投資を行ったとして、経済部投資審議委員会から500万台湾元(約1,700万円)の罰金処分を受けた問題で、台北高等行政法院は29日、処分を取り消す判決を下した。張氏は上海、北京の工場に関しても違法投資で罰金処分を受けたが、行政法院で取り消されている。30日付経済日報が伝えた。

 台北高等行政法院は、処分取り消しの理由を明らかにしていない。経済部は判決文を受け取った上で、最高行政法院に上訴する方針だ。

 経済部は張汝京氏が上海、北京、天津にウエハー工場を開設した投資行為が両岸人民関係条例違反に当たるとして、2005年から3工場への投資案件に対し、計1,500万元の罰金処分を下していた。しかし、処分はいずれも行政法院によって取り消されている。