ニュース 電子 作成日:2012年11月26日_記事番号:T00040667
24日付工商時報が米ウォールストリートジャーナルの報道を基に伝えたところによると、シャープ幹部が鴻海科技集団(フォックスコン)から10%を超える出資を受け入れる用意があると発言した。両社は今年3月、「シャープ株の9.9%を1株550円で鴻海が取得する」ことで合意していたが、シャープの業績悪化などを受けて同社株式は22日時点で1株171円まで落ち込んでおり、この幹部は「当初の合意を主張するのはもやは不可能になった」と語ったとされる。
シャープと鴻海の資本提携は来年3月末を交渉の最終期限としており、残り4カ月に迫っている。
両社の提携については、シャープ株暴落のほか、鴻海が10%以上の出資を要求して経営の主導権を狙い、シャープがこれを一貫して拒んでいることが交渉停滞の要因とみられている。
なお同問題に関してメディアでさまざまな憶測が飛び交う中、台湾でシャープ製品の輸入販売を手掛ける夏宝の鈴木善治副総経理は23日、「提携に関する報道のうち正しいのは2割程度」と語った。一方、鴻海は同日「双方は交渉を継続しており、進展があれば発表する」とのみコメントした。
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