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TSMCの南科Fab14拡張、5年で5千億元投資【表】


ニュース 電子 作成日:2012年11月26日_記事番号:T00040673

TSMCの南科Fab14拡張、5年で5千億元投資【表】

 ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は23日、南部科学工業園区(南科)の12インチウエハー工場「Fab14」で第6期拡張工事に着工した。同工場での生産能力増強に今後5年間で5,000億台湾元(約1兆4,000億円)を投じる計画で、20ナノメートル以降の先進製造プロセスを主力とする第6期に続き、来年第1四半期には第7期拡張にも着手する。24日付経済日報が報じた。


TSMCの蒋尚義執行副総経理(右)は、Fab14の拡張により就業機会7,000件を創出できると説明した(23日=中央社)

 Fab14・6期は世界初の20ナノ・SoC(システム・オン・チップ)を量産するほか、TSMCにとって初めて16ナノプロセスによる立体構造トランジスタ(FinFET)での量産を行う12インチ工場となる予定だ。

 現在、同社南科工場の従業員数は9,000人を超える。昨年の生産額は1,800億元で、TSMC全体の42%を占めた。