ニュース 金融 作成日:2012年11月27日_記事番号:T00040678
中央銀行は今月21日、銀行で人民元預金業務が開始された後、投資信託業者が台湾で人民元建て投信の募集を行うことを認める方針を業界に伝えた。早ければ来年にも台湾で人民元建て投信が発売される見通しだ。27日付蘋果日報が伝えた。
中銀によると、人民元建て投信は業者が銀行に人民元建て預金口座を開設しなければならないため、銀行で人民元預金業務が開始されるまでは発売できない。外貨建て投信は台湾株式や債券への投資が禁止されているため、人民元建て投信の投資先は香港で取引されるオフショア人民元建て債券(点心債)などが中心となる。
人民元建て投信は既に中国信託投信(旧富鼎投信)、富邦投信などが申請を行っている。業界関係者は「中銀の通達は事実上人民元建て投信を解禁したものだ」として、中台間での為替清算システムが稼働すれば、すぐに人民元建て投信が発売されるとの見方を示した。
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