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作成日：2007年11月30日_記事番号：T00004070
聯詠科技、ＩＣ設計の其楽達科技を合併
ＩＣ設計の聯詠科技（ノバテック・マイクロエレクトロニクス）は近く、華邦電子（ウインドボンド・エレクトロニクス）傘下の同業、其楽達科技（チアテック、新竹市）を株式交換により合併する。 株式交換比率は聯詠１株に対し其楽達3.75株。合併基準日は来年６月30日。聯詠科技は合併により、事業規模で業界最大手の聯発科技（メディアテック）に挑戦する。
聯詠科技は「両社の製品と顧客には相互補完性があり、テレビ関連のＩＣ事業で合併効果が見込める」と説明した。合併後はセットトップボックス（ＳＴＢ）やＤＶＤプレーヤー向けのＩＣ設計を強化していく。聯詠科技は合併に向け、２億7,000万元（約９億5,000万円）の増資を行う。
29日の株価を基準にすると、１株当たり買収価格は35.47台湾元となり、同日の其楽達株価（27.5元）に比べ29％高い。市場では其楽達の経営不振や技術レベルから判断して、買収価格が高すぎるとの分析も聞かれる。
