ニュース 金融 作成日:2012年11月28日_記事番号:T00040706
金融監督管理委員会(金管会)は27日、政府系の第一商業銀行が中国河南省に農村向けの小口金融業務を行う「村鎮銀行」12行を設立することを認可した。投資額は最大で3億8,400万人民元(約50億円)。台湾の銀行が中国で村鎮銀行事業に参入するのは初めてとなる。28日付経済日報が報じた。
村鎮銀行は中国の農村部で農業従事者や小規模事業者に対する金融サービスを提供する機関で、中国銀行業監督監理委員会(銀監会)が定める「暫定管理規定」に基づき、融資を少額で分散させること、越境融資を認めないことなどが定められている。
第一銀は中台間の金融市場開放に伴い、他行とは異なる分野への参入を重視。上海への支店開設以外に江蘇省蘇州市、四川省成都市にリース会社を設立している。第一銀は今後、他地域でも村鎮銀行を展開していくとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722