ニュース 商業・サービス 作成日:2012年11月28日_記事番号:T00040710
開設4年目となるインターネットショッピングモール「台湾楽天市場」の江尻裕一総経理はこのほど、今年の同社売上高は30%成長が見込めると語った。携帯電話を使った購入や交流サイト(SNS)活用戦略、さらに会員をその利用度に応じて階級化し、異なる優待サービスを実施するという戦略が奏功したもようだ。28日付電
子時報が報じた。
江尻総経理によると、今年の成長は新規店舗増によるものではなく既存店舗の売上増によるものと説明。既存店舗におけるリピート率は20〜30%に上昇しているという。
このため台湾楽天では今年から、利用状況に応じて会員を▽プラチナ▽ゴールド▽シルバー▽一般──の4階級に分け、階級に応じた販促キャンペーンや優待イベントを開催している。なおプラチナ会員数は全体の10%に満たないものの、売上高では20%以上を占めている。
なお携帯電話による購入を重要視する楽天は、11月よりメッセージアプリ「LINE」の公式アカウントを開設し、既に16万人のファンを獲得している。30分間で約500件が売れる状況で、携帯電話からの単日購入額は最高200万台湾元(約560万円)を記録している。
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