ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年11月28日_記事番号:T00040715
香港上場の自動車販売大手、大昌行集団が台中市にトラック組み立て工場を建設する予定だ。業界予測によると、昨年設立した台湾子会社で、いすゞ自動車の台湾総代理店を務める台北合衆汽車を通じて8億~10億台湾元(約23億~28億円)を投じる。大昌行集団にとって初めての自動車製造事業参入となる。28日付工商時報が報じた。
余政明・台北合衆汽車総経理は、現在いすゞの3.49~9.5トントラックや中型バスのシャシーを代理販売しており、今後は10トン以上の大型トラックを手掛けると語った。台中工場で現地生産、販売できれば、関税の負担が減り、価格競争力が向上すると説明した。5年以内にいすゞの商用車台湾市場シェア25%獲得を目指す。
台北合衆汽車は、台北市内湖区に本部ビル、アフターサービスまで手掛ける販売拠点を来年オープンする予定だ。来年末までには台湾全土8~9カ所に販売店、直営サービス工場を設置する計画だ。特約工場は30カ所にある。
大昌行集団はいすゞ代理を1972年の香港を皮切りに、中国、マカオ、シンガポールでも手掛けている。いすゞは香港で商用車販売33年連続首位、中国で輸入トラック販売10年連続首位だ。
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