ニュース 電子 作成日:2012年11月28日_記事番号:T00040719
米アップルが友達光電(AUO)からのタブレット型パソコン「iPad mini」向け7.9インチ液晶パネルの調達を一時中断したとされる問題で、サプライチェーン関係者は「問題が起きたのは2週間前のことで、既に少量ながら供給を再開した」と語った。ただ、11月の出荷枚数は20万枚前後で、前月の50万~60万枚を大きく下回る見通しだ。28日付電子時報が伝えた。
iPad mini向けの液晶パネルは、AUOと韓国のLGディスプレイ(LGD)が供給している。しかし、AUOの供給分は品質が不安定で、全体が白い画面を表示した場合に画面の縁に軽微な黄ばみが見られたり、しばらく使用すると色むらが現れたりするなどの不具合が生じていた。
ただ、AUOが出荷する小型液晶パネル全体に占めるiPad mini向けの割合は3~4%にすぎず、業績への影響は軽微とみられる。
iPad miniは部品のトラブルが相次ぎ、第4四半期の出荷台数は600万~700万台にとどまると予想されている。
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