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ペットに「戸籍制度」、台北市が導入へ


ニュース 社会 作成日:2007年12月3日_記事番号:T00004073

ペットに「戸籍制度」、台北市が導入へ


 台北市動物衛生検験所は、捨てられるペットが後を絶たないことから、ペットの「戸籍制度」を設ける「台北市動物自治保護条例」の制定を進める方針だ。ペットの登録を徹底し、飼い主の責任を明確化させるのが柱で、実現すれば台湾で初の試みとなる。1日付中国時報が伝えた。

 衛生検験所は、野良犬や野良猫の数は減っているものの、飼い主の責任を明確化する必要があるとして、諸外国の取り組みを研究し、条例案をまとめた。条例案は1カ月以内に市議会に提出される見通しだ。

 衛生検験所の厳一峰所長は、「市当局がペット飼育の状況を把握できる上、飼い主がペットを捨てるのを思いとどまらせる効果を期待している」と話した。対象には犬、猫だけでなく、ワニや鳥、ネズミ、ペット用のミニ豚なども含まれる。