遠東航空（ファーイースタン・エア・トランスポート）は11月24日に就航した台北（桃園）～合肥（中国）に加え、年末までに新たに、▽台北（桃園）～ダナン（ベトナム）▽高雄～釜山（韓国）▽高雄～清州（韓国）▽台北（桃園）～蘭州（中国）▽台北（桃園）～シェムリアップ（カンボジア）──の５路線に就航する。30日付工商時報が報じた。
李承仲同社総経理は、中台間のチャーター便運航について、交通部民用航空局（民航局）が今後中国航空当局と中台間の航空便増便について協議を行う際、チャーター便の自由申請開放で合意してほしいと希望を述べた。その上で、同社のチャーター便はすべて定期便のない路線を選んでおり、定期便の運航業務に影響は出ないと指摘した。
台湾航空会社４社の中台路線は、中華航空（チャイナエアライン）と長栄航空（エバー航空）が毎週100便以上の定期便を運航しており、復興航空（トランスアジア・エアウェイズ）も60便以上に上るのに対し、遠東航空はわずか16便のみだという。
