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「独立派の票を開拓せよ」の陳総統提案、謝候補は同調せず


ニュース 政治 作成日:2007年12月3日_記事番号:T00004076

「独立派の票を開拓せよ」の陳総統提案、謝候補は同調せず

 
 民進党の総統選候補、謝長廷氏は2日、陳水扁総統から「中間層の有権者の票を獲得できる可能性は低いので、独立派の票源を開拓してはどうか」という提案を受けていたことを明らかにした上で、「私にとってはどの一票もすべて重要で、絶対にあきらめない」と語り、陳総統の方針に同調しなかったと説明した。

 なお、謝候補は前日の1日、陳総統が台湾の名称による国連加盟の住民投票実施など、選挙情勢を強く引っ張って謝候補の存在感が薄いままである問題で、「悪影響はないか」という質問に対し、「私が有権者の動向調査を行った結果では、有権者は自分と陳総統を分けて見ているので問題ない」と語った。その上で、「私は『和解共生』を一貫して主張するべきで、激し過ぎるのは合わない」と述べ、陳総統とは選挙戦の取り組み方針に違いがあることを示唆した。