ニュース 家電 作成日:2012年11月30日_記事番号:T00040761
明基電通(BenQ)の陳其宏・産品技術中心総経理はこのほど、次世代ハイエンド液晶テレビとして注目を集める超高解像度4K2K(解像度3,840×2,160)製品の発売を来年に予定していることを明らかにした。また同社は春節(旧正月、来年は2月10日)前に65インチ液晶テレビの発売も予定している。30日付電子時報が報じた。
4K2K製品について陳総経理は、「今後必ずテレビの主流になる。モバイル製品の高解析度化の恩恵を受けてテレビも同方向に向かうのは良いことだ」と述べた。ただ「コンテンツが不足しているため普及には時間がかかる」との見方を示した。
また、現在アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)テレビの研究開発(R&D)に力を入れているサムスン電子やLGエレクトロニクスも、来年4K2Kテレビを発売するもようで、業界関係者は「韓国メーカーの4K2Kパネル量産スケジュールは、友達光電(AUO)や奇美電子(チーメイ・イノルックス)など台湾メーカーより1〜2四半期遅れているだけ」とみている。
なお、AMOLEDテレビについて陳総経理は、生産コストを抑えにくく販売価格が高くなることから、「3年内に主流になる可能性はない」と述べた。
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