ニュース 電子 作成日:2012年11月30日_記事番号:T00040767
プリント基板(PCB)メーカー、志超科技(タイワンPCBテックベスト、tpt)は、中国・四川省遂寧市に設置した新工場が年内に試験生産に入る。また、来年第1四半期には、新規顧客のノートパソコン受託大手、緯創資通(ウィストロン)向けに量産に入る。これにより、同社はノートPC用PCBの市場でのシェアが、現時点の15%から来年には30%に拡大すると見込む。30日付電子時報が報じた。
同社によると、遂寧工場の生産能力は年末の試験生産段階で60万平方フィート。来年上半期に150万平方フィート、下半期には180万平方フィートまで引き上げる予定だ。来年末時点で、中台合計の月産能力は945万平方フィートに達すると見込んでいる。
同社は、ノートPC用PCBで起業したメーカーだが、その後液晶パネル市場の発展に合わせて液晶パネル用基板に参入して、他社合併などを通じて同分野で世界一にまでなった。一方、11年7月よりノートPC用PCB生産にも再び注力し、広達電脳(クアンタ・コンピューター)、和碩聯合科技(ペガトロン)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)などを顧客に抱える。
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