ニュース 電子 作成日:2012年11月30日_記事番号:T00040770
タッチパネル大手、宸鴻集団(TPKホールディング)の劉詩亮・広報担当はこのほど、大型タッチパネル商機を好感していることを理由に「傘下の展触光電(MasTouch)に対し追加出資を行い、持ち株比率を年内に90%以上、将来的には100%子会社化を目指す」と表明した。なおTPKは来年、売上高の過半を大型タッチパネルが占めると見込んでいる。30日付電子時報が報じた。
展触光電は主に大型の投影型静電容量方式タッチパネルを手掛ける。劉広報担当によると、15〜23インチのオールインワン(モニター一体型、AIO)パソコン用ディスプレイをターゲットとし、来年は爆発的な成長が見込めるという。
またTPKは2013年のタッチパネル搭載ノートPC市場を4,000万台規模と予測しているが、同社傘下のタッチセンサーメーカー、達鴻先進科技(CANDO)の月産能力は150万〜200万台でひっ迫した状態にあり、これに伴ってTPKの月産能力も200万〜300万台程度にとどまっている。このため来年同社は5億〜6億台湾元(約14億〜17億円)の設備投資を行い、後工程を中心に生産ラインの拡充を進める計画だ。
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