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謝候補、総統選の勝利で国民党の分裂を予測


ニュース 政治 作成日:2007年12月3日_記事番号:T00004078

謝候補、総統選の勝利で国民党の分裂を予測

 
 民進党の総統選候補、謝長廷氏は1日、「自分が総統選挙で勝利すれば、国民党は分裂する」という見方を示した。

 謝候補は、「国民党は王金平立法院長のような勢力が出てきて、党中央の指揮を受けないようになる。本土派が力を持って第3勢力に成長するだろう」と予測した。

 選挙情勢には十分な自信を持っていて、「中国の政党に台湾を統治させるな」と主張すれば、「中国国民党に反論は難しいだろう」と語った。そして、「国民党が負ければ、中国に傾斜した立場は検討を迫られる。有権者は台湾なのに、『中国』を残していて、どうやって選挙戦を戦うのか」と国民党の方向性に疑問を示した。

 相手の馬英九候補については、「このことを理解しているが、統一派の票も捨てられないため、ごまかし続けて脱中国化の問題に正面から向き合おうとしない」と指摘した。

 一方、立法委員選挙については、「政党としての投票率が40%を超えたら、好得票率とすべきだろう」と悲観的な見通しを示した。

 謝候補のこの発言について、馬候補は22日、「謝候補はでたらめを言っている。王立法院長は私に直接『国民党は分裂しない』と語っている」と反論した。