ニュース 公益 作成日:2012年12月3日_記事番号:T00040783
建材一体型太陽電池モジュール(BIPV)を活用した世界初となるクジラ型ソーラー発電施設が1日、国立海洋生物博物館(屏東県車城郷)の「屏東海生館」に誕生した。同施設の設置は経済部能源局(エネルギー局)と海洋生物博物館が推進したもので、経済部は「わが国の太陽光電産業はこれまで輸出主導型だったが、ソーラー建築を活用することで国内需要を高め、海外市場における競争力向上につなげたい」と強調した。2日付工商時報が報じた。
ソーラーパネルで覆われた屏東海生館(経済部能源局提供)
屏東海生館の外壁はBIPVソーラーパネルで覆われており、100キロワットピーク(kwp)の発電量を持ち、ここで生み出された電力が建物内の展示物などに使用され、省エネルギー、二酸化炭素排出量の削減を図る。
経済部は、建築物への利用拡大に伴い太陽光電産業の内需生産額は今年の116億台湾元から来年は132億元(約374億円)へと13.79%増加し、建設業界に新たな商機をもらたすと予測している。
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