ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年12月3日_記事番号:T00040789
ステンレス最大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)に続き、唐栄鉄工廠は30日、12月価格の据え置きを決めた。証券会社は、川下の允強実業(YCイノックス)、彰源企業(フロッチ・エンタープライズ)などが恩恵を受けると指摘した。1日付蘋果日報が報じた。
ステンレス原料のニッケル国際スポット価格が10月に1トン当たり1万7,200米ドルまで上昇したが、11月末に同1,000米ドル下落した。業界関係者は、ニッケル価格下落でコストが下がり、川下の需要も強くないため、YUSCOは10月、11月と続いた値上げをストップしたと分析した。
YUSCOの12月台湾域内向け価格は、▽300系冷延、1トン当たり約8万8,500台湾元(約25万円)▽熱延、同8万4,000元▽400系冷延、同5万2,500元──。
同社の主管は、第4四半期受注が予定量の85%に達し前期より回復しているが、設備稼働率は正常な水準に届いていないと語った。
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