ニュース 電子 作成日:2012年12月3日_記事番号:T00040791
フレキシブル銅張積層板(FCCL)の需要増大を見越し、台湾系メーカーが相次いで増産を計画している。3日付電子時報が伝えた。
FCCLはポリイミドフィルム(PI)と銅箔から成り、PIと銅箔の間に接着層がある3層FCCL、接着層がない2層FCCLがある。
新揚科技(シンフレックス)は接合、塗布など全工程での増産を計画しているが、年内にも計画内容が固まる見通しだ。同社は現在、中台双方で接合ライン3本、塗布ライン4本を保有しており、2層FCCLの生産能力は両面、片面それぞれ毎月16万平方メートルとなっている。
一方、聯茂電子(アイテック)は中国・広州に月産66平方メートルのFCCL工場を保有しているが、中国ではFCCLに輸出関税があることがネックだった。このため、台湾メーカーの需要に対応すべく、台湾に月産10万平方メートルのFCCL工場を設置する計画で、来年第3四半期にも操業を開始する。
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