ニュース 電子 作成日:2012年12月3日_記事番号:T00040794
市場調査会社、ディスプレイサーチの予測によると、2013年の携帯電話市場では薄型軽量製品への需要の高まりから、インセル式タッチパネル採用製品の比率が今年の13%から22%に拡大する見込みだ。1日付工商時報が報じた。
ただ、ディスプレイサーチの謝忠利・研究総監によると、アップルのスマートフォン「iPhone5」に採用されているインセル式タッチパネルはLGディスプレイ(LGD)、ジャパンディスプレイ(JDI)、シャープが供給しているとされるが、特許の関係上、これらメーカーがその他顧客に同タッチパネルを供給することはできないという。
なお低価格タブレット型パソコンおよびスマートフォン市場では今後、薄膜式タッチパネルの採用が増えると予想され、同製品を供給する洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)、宸鴻集団(TPKホールディング)が恩恵を受けそうだ。また重要材料であるITO(酸化インジウムスズ)フィルムが供給不足となっていることから、台湾の華宏新技、卓韋光電(ジョイン・ウエル)の受注が増えるとみられる。
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