ニュース 電子 作成日:2012年12月4日_記事番号:T00040814
ノートパソコン用ヒンジ大手、新日興(SZS)は金属粉末射出成型法(MIM)による生産ラインの大幅な拡充を計画しており、来年第1四半期にMIM用焼結炉を現在の15基から20基に増やす予定だ。その後も顧客の需要に応じて生産能力を拡大する方針だ。業界では電子製品の軽量薄型化に伴い、同製法の需要は今後急速に高まると予測されている。4日付電子時報が報じた。
なお新日興の第3四半期連結売上高のうち、MIM製品は8〜9%を占め、年内には10%に達する見込みだ。来年生産能力を増強した後はさらに比率が拡大する見通しで、将来的にはスマートフォン向け部品にも参入することを検討している。
成型の自由度が高く精密部品の生産に適し、コストも抑えられるMIMはコンシューマーエレクトロニクス分野で注目を集めており、台湾では新日興、晟銘電子科技(UNEEC)、兆利科技工業(JARLLYTEC)などが生産ラインを備えている。
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