液晶パネル大手、奇美電子（チーメイ・イノルックス）は、中国のスマートフォン大手３社、中興通訊（ＺＴＥ）、華為技術（ファーウェイ・テクノロジーズ）、聯想集団（レノボ）のサプライチェーン入りを果たした。中国市場の成長を視野に、販売不振の主要顧客、ノキアからの受注縮小を補う狙いがある。４日付電子時報が報じた。
市場調査機関、集邦科技（トレンドフォース）によると、2013年の中国地場ブランドのスマートフォン出荷量は世界全体の34％へと、今年の28％から拡大する見通しだ。
電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチによると、ノキアは来年スマートフォン出荷量が２けたのマイナス成長となり、3,000万台を割り込む恐れがある。
