ニュース 医薬 作成日:2012年12月5日_記事番号:T00040831
行政院衛生署中央健康保険局(健保局)が昨年の抗がん剤の保険給付状況をまとめたところ、29万人の患者が少なくとも1種類の抗がん剤の投与を受け、給付額は135億3,000万台湾元(約380億円)となった。また、上位10種類のうち5種類を分子標的薬が占めたことが明らかになった。5日付聯合報が伝えた。
乳がん、胃がんの治療に使われる「ハーセプチン」への給付額は14億元で最多となった。上位10位の抗がん剤への合計給付額は74億元で、処方を受けた患者数3万5,000人で平均すると、患者1人当たり2万7,000元の給付を受けたことになる。
乳がん防止基金会の張金堅董事長は「海外の進んだ抗がん剤が導入され、多くの患者が症状をコントロールできるようになった。抗がん剤への支出額は増加が見込まれ、高血圧、糖尿病、高脂血症の3大疾患に迫る見通しだ」と指摘した。
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