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遠東航空、楽大信董事長が辞任


ニュース 運輸 作成日:2007年12月3日_記事番号:T00004084

遠東航空、楽大信董事長が辞任

 遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は11月30日、楽大信董事長が辞任を決定し、後任に林宝ショウ副董事長(ショウはさんずいに章)が就任すると発表した。突然の交代劇は、今年6月に選出された楽董事長と経営陣の不和が背景とみられる。

 1日付工商時報によると、遠東航空は楽董事長が個人的理由で辞任すると説明した。しかし、楽董事長は「取締役会の開催なども通知を受けなかった」と不満を語った。華信航空(マンダリン航空)出身の楽董事長は、12年にわたり董事長を務めてきた崔湧氏に代わり、遠東航空董事長が就任したが、生え抜きの経営幹部らと関係がぎくしゃくしていたとされる。楽董事長自身も最近は辞任を考えていたという。

 遠東航空はまた、来年にも減資と増資の同時実施を決めた。資本金を60億6,000万台湾元(約208億1,000万円)から26億7,000万元に減らした上で、第三者割当増資を行い、15億元程度を調達する計画だ。