ニュース 電子 作成日:2012年12月5日_記事番号:T00040842
米アップルによるフレキシブルプリント基板(FPC)の調達に占める台湾メーカーのシェアが来年は30%を超える可能性が高まっている。サプライチェーン関係者は、今後台湾が重要な調達先になるとみている。5日付電子時報が伝えた。
アップルによるFPC調達規模は来年には50億米ドルを超え、今年の約40億米ドルに比べ25%以上増える見通しだ。こうした中、臻鼎科技控股(ZDT)、嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)、台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)など台湾メーカーは技術力により競争力を強めている。
アップルはFPCの最大の需要先だ。スマートフォンのiPhone5に使われるFPCは11~13枚で、一般的なスマートフォンの5~7枚の2倍に相当する。FPCの調達先は日本、台湾、韓国のメーカーで、日本のNOKグループの旗勝科技(メクテック)、住友電気工業、フジクラだけで50%以上のシェアを握っており、台湾メーカーは今年時点で20~25%のシェアを獲得している。
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