ニュース 電子 作成日:2012年12月5日_記事番号:T00040843
5日付電子時報によると、11月に発売されたアップルの9.7インチ・タブレット型パソコン、第4世代「iPad」は、同時期に発売された7.9インチの「iPad mini」の売れ行き好調に圧迫されて販売量が低下しており、サプライチェーンへの11〜12月の発注量が削減されているもようだ。
業界では9.7インチiPad向け受注は11月から急減していると伝えられており、液晶パネルの主要サプライヤーでは出荷量が20%以上減少しているという。その他川上メーカーも、具体的な減少幅は明らかにしなかったものの、「iPad miniの好調にダメージを受けており、単月の出荷量は上半期を下回っている」と認めた。
市場分析によると、iPad mini発売後1週間で売れたiPad製品は300万台で、そのうち200万〜250万台をiPad miniが占めたとされる。
また電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチは、7インチクラスのタブレットPCの2013年市場規模は前年比174%増の7,560万台に成長する一方、9インチクラスは今年の6,030万台から4,120万台に縮小すると予測している。
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