ニュース 社会 作成日:2012年12月6日_記事番号:T00040853
結婚相手に十分な経済力があれば「主夫」になってもいいと考える男性が58.5%に上るというアンケート調査結果が求職求人情報サイト、yes123求職網から発表された。「主婦」をしてもいいと考える女性よりわずか2ポイント低い数値だ。日本と比べ「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という従来の考え方が随分薄れているようだが、男性の方が稼ぎが少なくてもカップルはうまくいくのだろうか?
台湾で増える主夫の一人、蕭さん(37歳)は、看護師で勤務を終えて家に帰るとバタンキューという妻に代わり、掃除、洗濯、裁縫まで家事全般を受け持っている。そんな蕭さんは社区の総幹事(公務員)で月収3万4,000台湾元、妻は月4万~5万元を稼ぐ。「夫婦はお互いにいたわり合うもの。収入差にプレッシャーを感じるけれど、妻の方が仕事が大変なのだから家事を引き受けている」と温かいお言葉。一方、妻の荘さんは、夫がもっと稼いでくれればこんなに苦労しなくてよいし、将来子どもができればやっていけないと本音を漏らした。
インテリア設計士だった施さんは、仕事が忙しくて銀行員の彼女に会えないからと、塾講師に転職した。その結果、月収は3万元と、4万~5万元の彼女より低収入に。初めはうまくいっていたが、そのうち彼女の家族から頼りがいがない男性と見られ、けんかが絶えなくなった。「けんかの理由が会えない時間から、お金に変わっただけ」と話す施さんは、結局兼業を考えている。
アンケート調査結果によると、パートナーの方が高収入でプレッシャーを感じる男性は54%で、女性の収入が3,000元多いだけでも気になるとの回答が15%に上った。一方、女性はプレッシャーを感じる人が2割弱だ。意外に高い割合で、主夫になりたい男性は、相手をしっかり探せば結構見つかるのかもしれない。
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