バイクの11月新車登録台数は４万2,400台で、前年同月比5.4％減だった。年明けの新車発売シーズンに備え、各社がこれまでに業績を良く見せかけるため実際の販売前に新車登録を行った「新古車」をさばいているためだ。６日付工商時報が報じた。
光陽工業（KYMCO）は、前月比27％減、前年同月比10％減の１万6,419台。台湾山葉機車工業（ヤマハモーター台湾）は、前月比29％減、前年同月比11％減の１万1,476台、三陽工業（ＳＹＭ）は前月比29％減、前年同月比３％減の１万348台だった。
１～11月の新車登録台数は前年同月比４％減の58万6,000台だった。業界関係者は12月の市場規模は前月比17％減の３万5,000台にとどまり、通年でも前年比３～4.7％減の61万～62万台と予測している。
