ニュース 電子 作成日:2012年12月6日_記事番号:T00040866
国家通訊伝播委員会(NCC)は5日の会合で「移動通信ネットワーク業務基地局設置管理方法」の一部改正案を決定し、通信事業者による室内用小型基地局(フェムトセル)の設置申請に同意した。6日付工商時報が伝えた。
NCCによると、中華電信と台湾大哥大(タイワン・モバイル)が既にフェムトセルの運営計画を提出しており、早ければ来年にも設置を開始する。
中華電信移動通信部門の林国豊総経理は「第1期出荷分として3,000台を検査に出した。オフィスや地下室、高層ビルなど第3世代(3G)移動通信基地局の電波が届きにくいところに設備を提供していく」と説明した。中華電信のフェムトセルサービスは来年前半に無料で開始される見通しだ。
フェムトセル設備は英ユビキシス、仏アルカテル・ルーセント、NECなどが生産しているほか、中磊電子(サーコム)、正文科技(ジェムテック・テクノロジー)など台湾メーカーが受託生産を手掛けており、今後恩恵が予想される。
現在フェムトセルの設備は価格が7,000~8,000台湾元(約2万〜2万3,000円)だが、中華電信は価格が100米ドル以下に低下すれば普及が進むとみている。
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