ニュース 電子 作成日:2012年12月6日_記事番号:T00040868
明基友達集団の電子機器受託メーカー、佳世達科技(Qisda)は、液晶ディスプレイ市場が飽和すると判断し、付加価値が高い高度医療用の超音波システムの生産を強化する方針だ。来年後半には中国市場に進出し、2~3年後に医療関連製品を主力事業に成長させたい構えだ。6日付電子時報が伝えた。
同社は2~3年前から医療用映像機器に参入しており、来年第1四半期からは工業技術研究院(工研院)と共同で開発した医療用超音波システム「UD600」が量産に入る予定だ。販売はグループ内の医療素材業者、明基三豊が担当しており、すでに台北栄民総医院、台北医学大学附設医院、台北市立聯合医院などに贈呈されて実用化されている。中国の国家食品薬品監督管理局(SFDA)の認可を取得でき次第、中国の医療機関にも売り込みを図る。
医療用映像機器は粗利益率が30~40%と高く、今後の利益貢献が期待される。
一方、同社の主力事業は液晶ディスプレイの受託生産やプロジェクターの製造で、売上高の約70%を占めている。第3四半期には液晶ディスプレイを約410万台、プロジェクターを約33万台出荷した。
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