ニュース 電子 作成日:2012年12月6日_記事番号:T00040869
石油化学大手の奇美実業は、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)や導光板などの電子素材事業やフォトレジストなどの特殊化学品事業を強化しており、両事業による売り上げは今年の売上高全体の15~20%を占める見通しだ。6日付電子時報が伝えた。
奇美実業の電子素材事業は、このほどグループから分離した奇美電子(チーメイ・イノルックス)の需要に対応して拡充してきたもので、PMMAの生産能力は世界最大の年34万トンに達している。PMMAを原料とする導光板も世界最大となる年18万トンの生産を誇り、マイクロストラクチャー導光板と薄型導光板を主力としている。
奇美電子は鴻海科技集団(フォックスコン)に経営権が移行したが、奇美実業は現在も奇美電子の主要株主で今後も電子素材や導光板の主な供給元となる。一方で奇美実業は経営戦略を修正し、製品のカスタマイズ化を推進し、収益能力の向上に努めていく。
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