ニュース 電子 作成日:2012年12月6日_記事番号:T00040874
デジタルカメラ用レンズの大立光電(ラーガン・プレシジョン)とタッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が5日発表した11月売上高は、ラーガンが前月比24.5%増、前年同月比132.3%増の30億900万台湾元(約85億円)、TPKが前月比37.2%増、前年同月比56%増の232億4,800万元で、いずれも過去最高を記録した。両社はアップルのサプライヤーで、iPhone5やタブレットパソコン「iPad mini」など新製品の人気が売上高に反映したとみられる。6日付工商時報などが報じた。
ラーガンはiPhone5向けに800万画素のレンズを供給しており、売上高の過去最高更新は3カ月連続となった。サプライチェーンによるとiPhone5の出荷台数は年末までに4,500万〜5,000万台に達する見通しで、ラーガンの第4四半期売上高は85億〜90億元と前期比倍増の水準が見込める。
TPKはアップルのほか、マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」搭載PC向けにもタッチパネルを供給しており、11月は初めて単月売上高が200億元を超えた。
同社はタッチパネルの生産が需要に追い付いておらず、傘下のタッチセンサーメーカー、達鴻先進科技(CANDO)が先月、第4.5世代工場で生産ライン1本の増設を決定した。
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