ニュース 商業・サービス 作成日:2012年12月7日_記事番号:T00040886
交通部観光局の統計によると、今年1~10月に台湾を訪れたビジネス客は延べ75万人で、前年同期比8%減少した。ビジネス客の減少は3年ぶりで、世界経済の低迷を反映したとみられる。7日付聯合報が報じた。
一方、1~10月の外国人訪台客は前年同期比23%増の延べ594万人、そのうち観光目的は延べ380万人で、前年同期比35%増となり昨年通年の観光客数を上回った。訪台客全体に占める観光客の割合も昨年の58%から64%へと6ポイント上昇した。
なお、10月の観光客数は前年同月比15%増の延べ61万人で、12カ月連続での増加となった。各国・地域別では、中国からが最多の延べ22万人で全体の36%を占めた。次いで日本からが延べ12万人で、前年同月比5%増となった。
観光局は10月に訪台観光客が増加した要因として、国慶節(建国記念日、10月1日)連休を利用した中国からの観光客の来訪と、尖閣諸島(沖縄県石垣市、台湾名・釣魚台列嶼)をめぐる問題で減少していた日本からの観光客が戻ったこと、香港・マカオからの観光客が15%増えたことを挙げた。一方、欧州からの旅行客は3.6%、米国からは8%の減少となり、観光局では不況が原因と指摘した。
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