ニュース 電子 作成日:2012年12月7日_記事番号:T00040892
世界的なパソコン市場の低迷、および価格性能比の高いノートPCなどの既成品が相次いで登場している影響で、自作PC市場が深刻な縮小を見せる中、マザーボード最大手、華碩電脳(ASUS)の自社ブランド製品出荷量は今年2,200万〜2,220万枚と、前年比100万枚の減少が予測され、年初に立てた2,500万枚の目標を大幅に下回る見込みだ。7日付電子時報が報じた。
また来年の見通しについてもASUSは、2,150万〜2,200万枚とさらに減少すると予測。マザーボード事業で同社が翌年度について悲観見通しを示すのは極めて珍しく、同市場の危機的な衰退状況がうかがえる。
なお来年以降の市況についてあるマザーボード業者は、米インテルがSoC(システム・オン・チップ)に注力することで14年以降、LGAパッケージから中央処理装置(CPU)をマザーボードに直付けするBGAパッケージへの転換が進み、15年には全面採用されると指摘。そのため自作PC市場は3年後にほぼ消滅し、産業サプライチェーンに大きな影響をもたらすとの見通しを示した。
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