ニュース 電子 作成日:2012年12月7日_記事番号:T00040894
アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)がこのほど、米国メディアとのインタビューで、来年から一部のパソコン製品の生産を米国で再開すると語ったことに対し業界では、主要生産パートナーの鴻海科技集団(フォックスコン)が米国に工場を設置するとの見方が出ている。これに対し鴻海傘下、富士康国際(FHI)の胡国輝・総裁特別助理は「特定顧客に対するコメントはしない」としたものの、「現在、顧客の要望により米国での製造業務拡大に取り組んでいる」と語った。7日付経済日報などが報じた。
アップルの製品はこれまで、その多くを鴻海が中国で組み立てを行ってきたが、中国での人件費などコストの上昇を考慮し米国生産の再開を決めたもようだ。
なお業界では、アップルの米国生産により最初にダメージを受けるのは、Macの組み立てを担当する広達電脳(クアンタ・コンピューター)や筐体(きょうたい)を供給する可成科技(キャッチャー・テクノロジー)、鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)だと指摘されている。
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