ニュース 電子 作成日:2012年12月7日_記事番号:T00040896
タッチ機能支援の強化をうたうマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)、Windows8(ウィンドウズ8)発売を機に相次いで市場に投入されたタッチパネル搭載ノートパソコンが予想を上回る売れ行きを見せている。しかし一方でタッチパネルの生産能力が不足しており、さらにこの状態は来年も解消が難しい見通しのため、ブランドメーカーが懸念を強めている。7日付工商時報が報じた。
タッチパネル不足は、主要サプライヤーである宸鴻集団(TPKホールディング)の生産能力の大部分がアップルによって押さえられていることが主因だ。
タッチパネル搭載ノートPCに注力している華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)は、TPKからそれぞれ工場1基しか割り当てられておらず、さらに大型タッチパネルは良品率が不安定なことから、ASUSは需要の6割しか調達できていない状況だ。
ただ、業界関係者によると、ASUS、エイサーは主流機種へのタッチパネル搭載が早かったため調達状況は比較的良好で、聯想集団(レノボ)など主流機種への導入が遅れたブランドでは不足がより深刻な事態となっているようだ。
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