ニュース 電子 作成日:2012年12月7日_記事番号:T00040898
経営再建中のメモリーメーカー、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の債権団は6日、5年以内に債権団が債権447億8,000万台湾元(約1,300億円)のうち元金の295億元を回収することを柱とする債務繰り延べ計画で合意した。7日付工商時報が伝えた。
合意によると、パワーチップは来年6月から2017年11月にかけ、155億元を分割で償還する。償還額は期間後半ほど多く設定されている。繰り延べ期間は基本が3年間で、2年間の延長オプションを加え5年間となっている。また、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)の株式や12インチウエハーのP3工場を売却し、債務償還に充てる。P3工場の売却はシンガポールの中古半導体製造装置の仲介などを行うエキュボ(EQUVO)を通じ入札を実施する。
債務繰り延べ交渉は、新たにパワーチップの董事長に就任した元経済部長の陳瑞隆氏が主導する形で進展した。
各債権銀行は来年1月18日までに内部手続きを完了し、債権団全体の3分の2の同意で債務繰り延べ計画が正式に決定する。
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