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台鉄に食堂車、22年ぶりに復活へ


ニュース 運輸 作成日:2012年12月10日_記事番号:T00040909

台鉄に食堂車、22年ぶりに復活へ

 台湾鉄路(台鉄)はこのほど、急行列車「莒光号」2両を食堂車に改造し、来年2月から台湾を一周する「環島観光列車」に連結して運転する計画を進めている。

 10日付蘋果日報によると、台鉄の食堂車は1960年から90年まで運転されていたが、赤字を理由に廃止されていた。台鉄は今回、観光列車に対する需要の高まりを受け、風景を楽しみながら作りたての料理を楽しんでもらうため、食堂車の復活を決めた。

 2両の食堂車は600万台湾元(約1,700万円)をかけて改造され、車内には4人がけのテーブルと2人がけのテーブルが並ぶ。1両当たりの定員は32人。

 列車貸切方式で環島観光列車を運行する易遊網(ezトラベル)は、有名ホテル、レストランと提携して食堂車を運営することにしており、価格はセットメニューで200~400元に設定される予定だ。