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55〜59歳の就業人口、10年前の2倍【図】


ニュース 社会 作成日:2012年12月10日_記事番号:T00040911

55〜59歳の就業人口、10年前の2倍【図】

 行政院主計総処の10月統計によると、55~59歳の就業人口は83万5,000人で10年前の2.17倍、60歳以上は61万7,000人で同1.47倍に増えた。合わせて過去最高の145万人となり、就業人口1,089万人の13.3%を占めた。9日付中国時報が報じた。

 主計総処は、55歳以上の健康状態の向上に加え、2008年の労働基準法改正で強制退職年齢(定年)が60歳から65歳へと引き上げられたことを理由に挙げた。

 一方、中高齢就業促進連盟の蕭忠漢理事長は、大卒でも月給2万2,000台湾元(約6万2,000円)といわれる子供と80歳以上の父母に挟まれ、働かざるを得ない「サンドイッチ族」だと指摘した。ブルーカラーの仕事などアルバイト、臨時雇いに甘んじているのは、大企業に採用されにくいからだと分析した。

 求人求職サイト、1111人力銀行の何啓聖副総裁は、中高齢者は体力で若者に劣り、管理しにくく、コミュニケーションが取りにくいため、就業服務法に違反するが社内で採用の上限を44歳に定める企業が多いと指摘した。