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エヴァソルと日中企業が提携、日本に太陽光発電所計画【表】


ニュース その他製造 作成日:2012年12月10日_記事番号:T00040914

エヴァソルと日中企業が提携、日本に太陽光発電所計画【表】

 太陽電池用シリコンウエハーメーカー、旭晶能源科技(エヴァソル)は、中国の太陽電池最大手、晶澳太陽能(JAソーラー・ホールディングス)および日本の住宅用太陽光パネル販売・施工業者、ウエストホールディングス(本社・広島市、大畑康壽社長)と共同で、来年日本に太陽光発電所の設置を計画している。初期発電規模は50メガワット(MW)、総投資額50億台湾元(約142億円)を予定している。これは台湾の太陽電池関連企業が海外で展開する最大の投資計画であると同時に、日中台の企業が提携する初のケースとなる。10日付経済日報が報じた。

 今回の提携ではエヴァソルが生産した高効率シリコンウエハーを材料とし、JAソーラーが太陽電池を生産、その後エヴァソルとウエストホールディングスが愛媛県に設立した「E−SOLAR」がモジュールに仕上げ、さらにウエストホールディングスが発電所を施工する方針だ。

 エヴァソルの郭彦辰董事長は、「東日本大震災以降に施行された太陽電池産業への補助政策により、現在日本における太陽光発電所の投資利益率は10%を超え、約8年で回収可能だ」と指摘。シリコンウエハー生産よりも安定した利益を確保できると強調した。