ニュース 社会 作成日:2012年12月10日_記事番号:T00040917
今年の台湾の世相を表す漢字が7日発表され、「憂い」「心配する」などを意味する「憂」が選ばれた。今年は上位10位中、3位の「転」以外はマイナスイメージの漢字が占めた。会員制交流サイト(SNS)、フェイスブックの「いいね!」ボタンに使われ、素晴らしいを意味する「讃」を筆頭にプラスイメージの漢字が多かった昨年から一転した。8日付聯合報が報じた。
「憂いがあればこそ、未来がある」と前向きな声も聞かれた(7日=中央社)
今年の漢字選びは、2008年から聯合報と遠東集団の徐元智先生紀念基金会が主催し、今年で5回目。各界の著名人などが推薦した52の漢字のうち、「憂」が電話投票6万2,108票の最多8,094票を集めた。
「憂」を推薦した中央研究院(中研院)の陳建仁副院長は、今年は国際情勢、給与水準の低下、物価上昇、与野党の対立、台湾の競争力低下など、心配事が尽きなかったと説明した。
2位以下は順に▽漲▽転▽感▽惨▽鬱(うつ)▽苦▽怨▽窮▽爛──だった。
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