ニュース 電子 作成日:2012年12月10日_記事番号:T00040919
華碩電脳(ASUS)が来年初めにも中国市場限定で99~149米ドルの7インチタブレット型パソコンを発売するとの市場観測が出ている。10日付工商時報が報じた。
サプライチェーンによると、聯想集団(レノボ)が鴻海科技集団(フォックスコン)との提携で発売した1,000人民元(約1万3,000円)のタブレットPCが中国でよく売れていることから、ASUSはいまだ中国で発売できないグーグルとのダブルブランドの低価格タブレットPC「ネクサス7」でなく、自社ブランドで乗り込むことを決めた。
この低価格タブレットPCはグーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)搭載で、威盛電子(VIAテクノロジーズ)傘下の威信科電(ワンダーメディア)のARMベースのプロセッサーを採用、緯創資通(ウィストロン)が受託生産するとみられる。部品メーカーが12月末から出荷し、春節(旧正月)商機を狙い出荷量は200万~300万台の予測だ。
証券会社によると、ASUSの来年のタブレットPC出荷目標1,200万台に対し、「ネクサス7」の出荷予測は700万~800万台だ。7インチタブレットPC市場は今年の1,800万台出荷から、来年はアップルの「iPad mini」の4,000万台を含む5,000万台へと大幅成長する見込みだ。
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