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エイサーのタッチパネル・ノート、ITマンスで売り切れも


ニュース 電子 作成日:2012年12月10日_記事番号:T00040920

エイサーのタッチパネル・ノート、ITマンスで売り切れも

 宏碁(エイサー)中国区営運総部の林顕郎総経理は9日、IT(情報技術)製品展示即売会「資訊月(ITマンス、旧インフォマンス)」台北会場(台北世界貿易センター展示場1、3館)での開催期間中(1〜9日)における販売状況について、タッチパネル搭載ウルトラブック「Aspire S7」は在庫不足となる売れ行きで、その他タッチパネル・ノートPCと変形型タブレットPC「W501」を合わせた同会場での販売台数が全体の3割を占めたと説明した。10日付工商時報などが報じた。


台北でのITマンスは、最終日9日の入場者数が延べ15万人、開催期間9日間の合計は過去最高の延べ91万5,000人に上った(9日=中央社)

 なお、タッチパネル搭載ノートPCについては、タッチパネルの供給不足により安定した在庫の確保が難しいとの見方が出ているが、エイサーでは王振堂董事長自らがタッチパネルの主要サプライヤーである宸鴻集団(TPKホールディング)の江朝瑞董事長と交渉し、全力での支援を取り付けたため、年末にはひっ迫状況の緩和が見込めるという。

 また、これまでエイサーのノートPC販売では「Core i5」プロセッサー搭載機種が50〜60%を占め、「Core i7」搭載機種は約20%にとどまっていたが、「Aspire S7」では「i7」が40%に達しており、林総経理は「製品設計に独自性があれば高価格でも消費者を引きつけることができると証明された」と強調した。