ニュース 社会 作成日:2012年12月10日_記事番号:T00040926
ステンレス最大手、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)は、台湾プロ野球の中華職業棒球大聯盟(CPBL)で身売り先を探していた興農ブルズ(本拠地・台中市)の経営を引き継ぐ意向を表明した。CPBLは10日にも常務理事会を開き、義聯集団の参入資格を審査し、球団譲渡が正式に決まる見通しだ。9日付自由時報が伝えた。
交渉に臨んだ林董事長。興農ブルズのキャラクターは「ウシ」だが、今後は義聯集団のキャラクター「サイ」に変わるとの見方が浮上している(8日=中央社)
現在4球団から成るCPBLで、興農ブルズの身売り先が見つからない場合、台湾プロ野球のリーグ存続も難しくなるため、8日に行われた林義守・義聯集団董事長との球団譲渡交渉には行政院の楊秋興政務委員や行政院体育委員会の戴遐齢主任委員も同席した。交渉は2時間で基本合意に達し、11日に譲渡金額をめぐり再交渉を行うことになった。
譲渡金額については、義聯集団側が1億~1億5,000万台湾元(約2億8,000万〜4億3,000万円)を想定しているとの情報が流れている。林董事長は交渉に先立ち、「以前病院やホテル事業に参入する際にもうまくいかないと言われたが、現在は業績が好調だ。社会的な意義に基づき球団経営を引き継ぐべきと考えた」と述べた。
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